ブラックジャックの必勝法の理論とカジノ側の対策【練習が必要】

June 11, 2020 by No Comments

ブラックジャック必勝法はあった

blackjack

どんなカジノでも必ずあるといっても過言ではない人気なカードゲームはブラックジャックです。

他のカードゲームに比べてヒット・スタンド等、行う事が少ない。だからと言って単純ではないというのが魅力の一つではないでしょうか。

今回は運以外の要素でブラックジャックの勝率を上げることができないか?という疑問から数学者が見つけたブラックジャックの必勝法についての解説を行います。

ブラックジャック必勝法はいつ頃できたのか

元々ブラックジャックはフランスで発生した「ヴァンテ・アン」からブラックジャックという名前に代わってアメリカに入ってきましたが、今ほどの盛り上がりはありませんでした。

ブラックジャックの人気がここまで大きくなったのは、ある数学者達が必勝法を見つけ、それを実践したことが始まりです。

もっとも有名なのはエドワード・ソープが考えた「カウンティング法」です。

理論の考え方は単純に言うと。

「10以外の数が少なくなると逆説的に10が出る確率が多くなるので勝ちやすい」というものです。

勝ちやすくなる理由としては、ディーラーのバーストが出る確率が上がります。こちらもブラックジャックになる確率が上がります。そのように勝利の確率が高くなる時により多くチップをかけるという方法です。

カウンティングは誰でもすぐにできるわけではなく、ある程度練習をする必要があり、その中で記憶力が高い方がよいパフォーマンスを発揮しやすくなります。

カウンティングでの基本的な戦略は

・場に出たカードを覚えます。(高い記憶力が必要となります)

・そこで1~9と10の数の偏りを考え、1~9のカードの方がある程度少なくなった段階で勝負に出ることで通常よりも高い確率で勝利を収めることが可能です。

理論上では勝率は10%ほど上がるともいわれています。実際理論を考えたエドワードさんはカジノに行きその理論通りにブラックジャックを行い、1万ドル以上稼いだとも言われています。

カジノ側も黙ってみている訳なかった。

カジノも営利団体ですから、数学的に不利な状況で勝負し続けることはなく理論の前提を崩しにかかります。例えば

・1束のデッキで行わず、4~8デッキを1束として勝負を行う(8デッキで行う場合は一束に同じカードが8枚ある状態です)

 その中の50%のカードが消費されれば再度デッキをシャッフルしなおす。

・カウンティング行為を行うものに対して出入り禁止処置を行う。

・ディーラーの好きなタイミングでシャッフルを行う。

といったものです。

理論の前提である「カードが偏っている状態」を発見しにくいようにカジノ側も対策を続けています。

カウンティング法を利用したといっても必ず勝てるわけではなく通常より勝率が高い状態で勝負に挑める。というものです。

勝負に入るまでに分析を行う必要もあり、運が悪ければいつまでたっても数を数えているだけで勝負ができない状態になる可能性もあります。

もし必ず勝つ方法が実際に見つかればすぐさまカジノ側からの追加ルールで実践できなくなるでしょう。

また、カウンティング行為を疑われると最悪の場合、カジノへの出入り禁止を行っている場所で行うにはリスクが高いです。

実際理論を考え出したエドワード・ソープは数々のカジノへの出入り禁止を言い渡されています。

逆に現在でもカウンティングを行うことでカジノによっては出入り禁止を宣告されるということは、現在でもカウンティングの理論は間違っていないということの証明にもなります。

ただ、たまにカウンティングをしていても見逃してくれたり、カウンティングOKのカジノなどもあります。

あとはオンラインカジノではカウンティングをしたり、ベーシックストラテジーと言われるこちらの相手の手札の組み合わせの時に理論的の最適な行動を事前に計算している表をカンニングしながら勝負することもできます。

まとめ

ブラックジャックの必勝法である「カウンティング法」について解説しました。

・場に出ているカードの1~9のカード、10以上カードの数の偏りがある一定以上になるまでカードを数える

・希望の条件になれば席に座り勝負を行うと、通常よりも高い勝率で勝負をかけることができる(必ず勝つわけではない、理論的には勝率が10%上昇する)

・カードがシャッフルされたり、希望の条件から外れれば数えなおし

・カジノ側にもカウンティング法が知れ渡っており、現在は対策が立てられているため実践しにくい環境になっている。

・ただ、オンラインカジノの場合ではおとがめなしでどんどん使用することが可能

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